琵琶湖の深呼吸を確認!! 全循環か全層循環かどっちやねん

「昨年は暖冬のため、観測史上2番目に遅い3月14日だった。今年はその影響で底層の水温が比較的高く、1月中旬の寒波で表層が冷えて順調に混ざったとみられる」
琵琶湖「全循環」先月26日に確認(YomiuriOnLine滋賀 17/02/01)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170131-OYTNT50225.html
「2007年以降で1月に発生したのは11年(24日)と13年(29日)の2回だけだった。県は、昨年から水温が高く湖水が混ざりやすい状況だったことに加え、今冬の雪や低気温の影響で全循環が早まったとみている」
琵琶湖“深呼吸”、全層循環を確認 過去10年で2番目の早さ(京都新聞電子版 17/01/31)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170131000161
1月26日に琵琶湖北湖今津沖で全循環を確認したと滋賀県が発表しました。2011年の1月24日に次いで、過去10年で2番目に早い確認です。
京都新聞の見出しは「全層循環」としてますが、記事は「全循環」と「全層循環」が入り乱れてます。記事の最初に出てくる「全層循環」をカギ括弧でくくってるのは意味ありげですね。新聞では初出や耳慣れない用語、いわゆる「○○」のときにこういう表記をします。
過去の記事を調べてみると、去年3月に過去2番目に遅く確認されたときの滋賀報知(16/03/23)の見出しが「全層循環」になってたのが初登場。この記事の本文は「全層の循環」と書いてますが、産経(16/03/15)、中日(同)、朝日(同)、京都(16/03/14)の4紙は「全循環」としてます。それ以前はすべて「全循環」で「全層循環」は見られません。
つまり、これから用語が「全層循環」にかわる過渡期なのかもしれませんが、京都新聞の引用では「早い時期の全循環は・・・」となってるから、県が使ってる用語自体が入り乱れてるのかもしれません。正確な発表文を見てみたいですね!!
全循環が早まったということで興味深いのは、ビワマス釣りのレンジがどうなるかと、ワカサギの接岸も早まるのかどうかです。バスフィッシングには何か影響があるんですかね・・・(笑)
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