特定外来生物のアカゲザルとニホンザルの交雑種57頭を殺処分

高宕山自然動物園の破れ檻のイメージ

「同園にはニホンザルの飼育許可しかなく、交雑個体57頭は外来生物法に基づき殺処分された。市は、残り107頭の飼育を続け、新たに生まれる子ザルについてもDNA鑑定を行う」

外来ザルと交雑3割 DNA鑑定、57頭処分 老朽フェンス損傷で 富津・高宕山動物園
(千葉日報オンライン 17/02/21)https://www.chibanippo.co.jp/news/national/388087

「アカゲザルやその交雑種は生態系に悪影響があるとして外来生物法の規制対象になっており、同園で飼うことは認められていない」

飼育のサル57頭を駆除 千葉の動物園、交雑種と判明で
(asahi.com 17/02/20)http://www.asahi.com/articles/ASK2N4TC7K2NUDCB012.html

国の天然記念物に指定されてる千葉県の「高宕山のサル生息地」に特定外来生物のアカゲザルが侵入。あろうことか高宕山自然動物園の老朽化した檻の破れ目から出入りできたために、飼われていたニホンザルとの間に産まれた子57頭が交雑種として殺処分されてしまいました。

57頭というのはミスとか見逃しとかそんなレベルの数字ではありません。檻から出入りできてるのを見てみないふりしてサルの自由にさせてたけど、アカゲザルと交雑することまでは思い至らなかったとか、そんな疑いがあります。そもそも檻をしっかり管理してれば起こりようのない悲劇ですが、檻の中の猿が固有種だろうが外来種だろうが外界には何の影響もないから、分けて飼うようにすればいいだけのことなんですけどね。

純血主義を金科玉条に掲げる外来生物法は、そういう例外を認めていません。っていうか、こういうときに融通が利かないガチガチのお花畑法なのに、アカゲザルの跳梁跋扈には手を焼くばかりという無能ぶりを環境省はまたもさらけ出してしまってるわけです。バスの駆除に莫大な税金を遣い、リリース禁止を後押ししてるのに、在来魚の生息環境はいっこうに改善されないのと同じですね。

だからやめとけとあれほど強く訴えたのに、当時の小池百合子環境大臣は自分の手柄にするために、10万を超える反対のパブリックコメントと100万を超える反対署名を無視してバスの指定と法施行をゴリ押ししました。高宕山のニホンザルに起こった悲劇は法施行時から予想されてたことです。同じようなことは和歌山のニホンザルとタイワンザルの間にも起こって、タイワンザルだけでなく交雑種も駆除されてます。

一度先例を作ったら、後はその通りに粛々とやる。檻の外だろうと中だろうと特定外来種とその交雑種は殺すというのが環境省の方針です。そんな方針の根拠になってるのが外来生物法です。それに賛成してる人達も、やっぱりサルが殺されたらかわいそうとか言うんですかね!? そのくせ魚が無駄に殺されても何とも思わないのは、いったいどんなメンタリティーなんでしょうね・・・(泣)


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