琵琶湖からの拡散と琵琶湖への移入

行動記録装置を装着したチャネルキャットフィッシュ

「ゼゼラやツチフキは本来西日本に生息する魚だが、三十〜四十年前、鬼怒川や那珂川に琵琶湖のアユが放流された際に交ざっていた可能性がある。在来種の餌などを奪ってしまう問題がある」

水辺や水中の外来種23種紹介の企画展 県なかがわ水遊園
(TOKYO Web栃木 17/04/14)http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201704/CK2017041402000167.html

ゼゼラやツチフキだけでなく、ハスやニゴイなんかもそうですよね。こういうことを書くんだったら、10万を超える反対のパブリックコメントや100万を超える反対署名を無視して当時の小池百合子環境大臣がこの法律の目玉だとまで言って特定外来生物指定を強行して今でも対策に莫大な税金を注ぎ込んでるバスが琵琶湖から拡散したことも記事にしないとバランスが取れません。

琵琶湖のバスやギルがコアユの放流に混じって全国の川に拡がったことは、森友&加計学園問題どころか地震と原発事故にまつわるいろんなことと同じぐらいのレベルで報道には絶対に出てこない、外来種七不思議の一つと言っていいぐらいのタブーになってます。いつもそんなことだから、この記事も自粛報道の規制線を厳重に守って、書く対象を慎重に選んだ結果、ゼゼラやツチフキの話に矮小化してしまってるんじゃないかと思ってしまいますよね(笑)

バスのことを書いたら書いたでいろいろ言われるし、書かなかったら書かなかったでグダグダ言われるから、どっちにしてもたいへんです。なぜそうなるかと言うと、外来種については過去から現在に至るまで一番大事な本当のことをまったく伝えず、大本営発表をそのまま記事やニュースにし続けてきたから、自縄自縛でどうしようもなくなってしまってるわけです。


「真っ赤な身体に立派な鋏をもつアメリカザリガニは、ペットや実験動物としても国内で広く愛用されていますが、もともとはウシガエルの餌用に1927(昭和2)年に北米から輸入されたものです。(改行)ちなみにウシガエルは1918年に食用として、同じく北米から輸入された外来種。どちらも、あのマングース導入に一役買った東京帝国大学教授で動物学の権威・渡瀬庄三郎先生であったというエピソードは有名です」

メスだけで繁殖する外来ザリガニ「ミステリークレイフィッシュ」日本に上陸
(THE PAGE 17/04/11)https://thepage.jp/detail/20170410-00000011-wordleaf

今上陛下は2007年に琵琶湖で開催された第27回全国豊かな海づくり大会に出席されたときに、皇太子時代にアメリカからお持ち帰りになられたブルーギルのことに自ら触れられて、たいへん勇気あるごあいさつをなさいました。そのときに滋賀県知事は、わざわざ記者会見で公的機関からの琵琶湖への移入を否定して報道に釘を刺してます。

自分達がやったことはなかったことにして、ひたすら釣り業者とバスアングラーがバスやギルをバラ撒いたと言ってる研究者達も、行政や政治家、開発利権や環境利権と同じ船に乗った運命共同体の一員です。メディアもその片棒担いでますよね。そうではないと言い張るんだったら、今上陛下を見習って、琵琶湖で爆増してるワカサギのことを記事やニュースにしてみろよ!!


「日本国内の湖や河川では近年、ブラックバス、ブルーギルに次ぐ第3の肉食性外来魚チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)が侵入し分布を広げつつある」

東大ら、第3の肉食性外来魚・アメリカナマズの行動特性を解明
(マイナビニュース 17/04/10)http://news.mynavi.jp/news/2017/04/10/271/

肉食性外来魚はバスやギルやチャネルキャットフィッシュだけじゃないんですけど・・・。こういう残念な記述になるのは、ネタ自体が誇大宣伝的な研究発表に頼ってるからではないかと思われます。

この研究って、実験に適当な大きさで手に入りやすくて丈夫だったからチャネルキャットフィッシュを使ったってだけで、行動様式を解明して駆除方法を開発でんでん(云々の総理大臣読み)は、実験の成果をどう活かすかという話をするために後から盛っただけの、よくあるパターンなんじゃないですかね!?

記事はギルを肉食性外来魚と認めた点で進化が見られます。ちょっと前までなら、ギルが在来魚の卵や仔魚をたべることはなぜか無視して影響を最小化する一方、バスの影響だけをひたすら最大化して伝えてましたからね。こういうのこそ国会答弁で決めゼリフみたいに愛用されてる印象操作のレッテル貼りってやつです。

チャネルキャットフィッシュは洗堰下流の瀬田川で多数捕獲されて、琵琶湖にもいたとか騒いでますが、誰がこんなものをわざわざ瀬田川や琵琶湖に持って来たんでしょうね。その点については研究者もメディアも絶対に触れようとしません。権力者や利権の意向を可及的速やかに忖度して、粛々と自粛報道を続けてるメディアや当たり障りのない研究をしてるだけの研究者って、いったい何なんでしょうね!?

なんかもうね、原発やリニア新幹線、オリンピックとかも、もっとちゃんとやらんと、太平洋戦争が始まろうかという航空戦力と空母の時代に、大艦巨砲主義を修正できず世界一の戦艦建造に邁進して、大和や武蔵を作り上げてバンザ〜イって喜んでたのとそっくりな歴史の繰り返しになりそうな気がするけど、戦前〜戦中のメディアも当時はこぞって大日本帝国政府のお先棒を担いでたよね。今とどう違う・・・!?


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