コアユ不漁で県漁連が要望書提出!!

コアユ不漁で県漁連が要望書提出

「昨年は3トン放流したが、今年は琵琶湖のアユが不漁で放流量は半分以下となる見込みという」

アユ元気はつらつ 滋賀・高島で解禁向け放流
(京都新聞電子版 17/05/11)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170511000047

「要望書では不漁の原因究明と対策のほか、来季を見据えた対策として、例年以上に産卵親魚を確保し、県内の人工河川に放流する稚魚を増やすよう求めた。漁業者らへの救済措置の実施も盛った」

アユ不漁で放流増加を 県漁連が県に要望
(ChunichiWeb滋賀 17/05/11)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170511/CK2017051102000016.html

「琵琶湖でアユの不漁が続いている問題で、県漁連は10日、三日月知事に対策と漁業者への支援を要望した」

アユ不漁 知事に支援要望 県漁連
(YomiuriOnLine滋賀 17/05/11)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170510-OYTNT50321.html

「県公館を訪れた県漁連の鳥塚五十三(いそみ)会長(69)は『漁業資源が枯渇している。生態系に不備があると考えざるを得ない。養殖、加工、小売業者も経済的な打撃があり、配慮をお願いしたい』と三日月大造知事に訴え、知事は『早急に原因を究明し、対策は短期と長期に分けて取り組む。緊張感を持って対応したい』などと応じた」

琵琶湖産アユ異常不漁、県漁連が知事に要望書
(asahi.com滋賀 17/05/11)http://www.asahi.com/articles/ASK5B5694K5BPTJB00L.html

4月になったら穫れるようになるとの県水試などの予想が外れてコアユの不漁が続いてることを受けて、県漁連が盛れるだけ盛った要望書を県に提出しました。つまり、不漁はもはや決定的だと判断したと、そういうことですね(泣)

琵琶湖産コアユの主な出荷先は、河川放流や養殖用に生きたまま送るのと、食用に別れます。値段は河川放流用が一番高くて倍以上違います。アユ釣りの解禁は5月下旬から6月の河川が多くて、それに備えた放流は5月前半ぐらいまでにはほぼ完了してないと釣りの対象になる大きさまで育つのに間に合いません。つまり、今から穫れるようになっても高く売れないわけです。

現に安曇川では、湖産アユが購入できなくて放流量が半分以下になる見込みのようです。湖産アユは友釣りで追いが活発なことから海産や人工産よりも高評価だったのが、冷水病の拡散元になって放流アユの死滅が多発してからは、全国各地で人工産の生産が活発になりました。

湖産100%の放流なんかしてたら冷水病で全滅する恐れがあるとなったら、複数の養殖場の人工産と湖産をミックス放流してリスク分散するようになるのは当然のことです。進歩的な河川漁協は、産地別のアユ苗を川の場所別に放流して、育ち方や釣れ方などの統計を取って評価するようになってます。

コアユの漁獲量が減ったときは、値段が高い河川放流用に優先的に回されて、食用は後回しになります。今期は放流用の需要をまかなえてないとこのとですから、食用の不足はポトとチップ用の北海道産ジャガイモ並みです。そんなコアユの流通を仕切って最大の資金源と利権にしてきたのが県漁連ですが、すでに冷水病の拡散による信用失墜などもあって以前程の支配力はなく、さらに加えて不漁による打撃を受けたからたまったものではありません。

その結果が毎度おなじみ支援要請ですが、県の支援をどう分配するかにも県漁連が介入して歩合を持って行きます。それも重要な資金源なわけです。TVのニュースで県漁連会長は「守っていくものだし守られるべきもの」とかボケたこと言ってましたが、そもそも琵琶湖の自然を切り売りした補償金の歩合で稼いできた人達がこんなこと言っても何の説得力もありません。

コアユの棲息量が減ったら、秋の産卵量も減って、来期も回復が望めない悪循環になります。それを防ぐために人口河川への養殖親アユの放流を増やして卵をたくさん産ませろとも要望してますが、ここ数年はずっと放流を増やしてましたよね。それで秋には河川での産卵量が増えたの、沖のヒウオの群れの数も回復したのと言ってたけど、蓋を開けてみれば壊滅的絶不漁でした。

つまり、放流を増やすだけではカバーできない何かが作用してるはずですが、琵琶湖の行政も研究機関も漁業者も仕事自慢と保身ばかりで本当のことは何も言わず、自分達に都合の悪い結果が出そうな研究や調査には手を付けないし協力もしないから、行き当たりばったりに出任せの対策をするしかありません。

人工河川に放流する親アユを増やすのだって、生産業者から買い上げるわけですからね。そういう支配体制に税金をいろんな形で流し込み、うまく回して一時的にガス抜きができさえすればそれでいいという・・・。なんか、駆除名人制度に代表されるアタマオカシイことにここでもなってないか!?


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