琵琶湖漕艇場の水草除去に県予算120万円

「県琵琶湖政策課によると、近年水草は南湖を中心に繁茂が拡大。県は除去作業に追われ、平成21年度に3480トンだった除去量が29年度は7683トンまで増える見込みだが、除去が繁茂のスピードに追いつかないのが実情だ」
水草がボート大会阻む 琵琶湖漕艇場に大量漂着(産経ニュース 17/06/08)http://www.sankei.com/region/news/170608/rgn1706080070-n1.html
琵琶湖南湖(なんこ)の水草の除去量が増えたのは、単純に刈り取り予算が増えて作業量が増えたからで、水草が年々増えてるとかそういうことではありません。漁師が仕事でやってる外来魚の駆除量が予算次第なのと同じです。
「県は漕艇場の水草対策費用として、今年度予算に120万円計上。繁茂が著しい夏から秋にかけて、3回程度水草を引き抜く」
3回の除去に予算120万円。1回あたり40万円。担当はそのエリアの漁協。悪くない仕事ですね。夏の終わり頃から秋にかけて流れ藻が増えるのは自然現象ですが、それに輪を掛けてるのが刈り取りでこぼれた破片の流出です。千切れた水草は流れ着いた先で増えて、刈り取りながら別の場所で増える苗を撒き散らす税金を遣った拡大再生産システム。その末端にあるのが瀬田川ですね(笑)
「同漕艇場の担当者は『除去は必要だが、前もって除去しても大会中など急に流れついた場合には競技を中断せざるをえなくなる。根本的な解決が必要だ』と話している」
根本的な解決って何なんでしょうね!? 解決しようと思ったら本当の原因を調べないといけないけど、滋賀県は絶対そんなことはしません。永久に原因不明です。そういうことにしておかないと、根本的に解決なんかしたら、駆除利権に税金を流し込み続けることができなくなりますからね。琵琶湖漕艇場の水草除去に予算120万円というのは、そのあたりの絶妙な落とし所を突いてますよね・・・(笑)
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