琵琶湖なう 琵琶湖の畔で天皇誕生日を祝う

「古き湖に育まれきし 種々の魚安らかに 住み継ぐを願ふ」（ふるきうみに はぐくまれきし くさぐさの うおやすらかに すみつぐをねがふ）

今上天皇が2007年11月11日に大津で開催された全国豊かな海づくり大会にご出席された折にお詠みになられた御製です。琵琶湖の魚に対する陛下の格別の思いがよく表れていて、お気持ちがバスアングラーにもしみじみと伝わって来ますね。



陛下はこのときのお言葉の中で、皇太子時代にアメリカからお持ち帰りになられたブルーギルについて「心を痛めている」と率直に語られました。まさに学者天皇の面目躍如で、自分達がギルを全国にバラ撒いた黒歴史をなかったことにしてる研究者や水試職員らとは人間性のレベルが天と深海底ほど違います。



この石碑は式典が行われたびわ湖ホール裏の湖岸に静かに建って、なぎさ公園を散策する人々や観光客、バスアングラー達を分け隔てなく見守り続けています。平成最後の天皇誕生日の今日、琵琶湖はとても穏やかないい天気でした。







YouTubeムービー 天皇陛下85歳 平成最後の誕生日会見＝宮内庁提供映像（THE PAGE 18/12/23）https://youtu.be/-pYdCurcXtk