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琵琶湖なう 比良八荒の荒れ仕舞いと花見と春の嵐

近江気象歳時記 P26 図8 春のあらしの天気図

「花見のころは、まだ天気が定まらない。あらしになったり、空が乳白色に曇ったり、冷え込んだりすることが案外多い。花も見頃となったこと、低気圧が発達しながら日本海を通って、「春のあらし」となったり、太平洋岸沿いに東進して、風雨の強まることがある。こうなれば、花見はだいなしである。図8はその一例で、湖国も見頃を迎えた日曜日は、皮肉なことに日本海で低気圧が発達して春のあらしとなり、強い風雨に見舞われた。世の中うまくゆかないことを「月にむら雲、花に風」と言うが、花見のころにはしばしば嵐になるという、先人の体験から生まれた言葉であろう」近江気象歳時記(武田栄夫著/サンライト出版)

上の天気図は日本海で低気圧が発達するパターンで、下の昨日12時の実況天気図は日本海に高気圧、関東沖に南岸低気圧があって等圧線の間隔が詰まり風が強まるパターンです。関東甲信の雪は、日本海の高気圧の寒気を南岸低気圧が関東の山間部から太平洋岸まで引っ張り込んで降らせる、いつものやつですね。


3月29日(日)12時の実況天気図

等圧線の間隔が詰まったら風が強くなるのは簡単な理屈ですが、実際に琵琶湖でどんな吹き方をするかの予想は難しくて、荒れそうとは思っても正確に予測することは困難です。昨日なんかは南湖(なんこ)でも穏やかなエリアと荒れ始めてるエリアが共存するぐらいヤバイ状態でした。

強風の予兆として気を付けないといけないのは、昨日だったら比良山の頂上に常時雲が掛かってたことです。比良山の背後から強い風が当たって雲が発生してるから、自分が今いる場所は穏やかでも、風が吹き抜けて来たら急に吹いてくる恐れがあります。

朝早いうちに雨が上がって天気がよくなって、湖面は穏やかそうだからさぁ釣りに行くぞと、見掛けはよさそうなコンディションですが、急に風が強まってヤバイことになる、悪質な罠が仕掛けられてるようなものです。比良八荒の荒れ仕舞い、花見時の春の嵐が一番危ないのは、こういう天気のときなんですね。

昨日、南湖で転覆したバスフィッシングのボートのうち1隻は、初めて琵琶湖へ遠征してきたカートッパーのアルミ艇だったそうです。こうなると、ヤバイ天気のときに運が悪いとしか言いようありません。釣れた釣れない、あれがいいこれがいい、あれを買えこれを買えの情報はあっても、本当に役に立つ、命を助けてくれる天気の情報はないも同然ですからね。

釣れた情報なら船上からでもアップするアングラーはいくらでもいるけど、そろそろ天気が危ないぞと教えてくれる本物の知識と経験豊富なアングラーはどれぐらいいるでしょうか!? そういう地道な努力をしても、予想が外れたら文句だけ言われたりしないでしょうか!? 業者に忖度して、客足が鈍るような情報発信は控える最低の世界になってないでしょうか!? 本当にアングラーのことを考えてくれてるかどうかは、やってることを見てたらわかりますよね。


ニュースのこっち側 穏やかな琵琶湖で比良八講!! 荒れ仕舞いになるか!?(20/03/27)http://bassingkawaraban.blog.fc2.com/blog-entry-7106.html



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