ニュースのこっち側 センター試験生物基礎にバスの移入による影響を考察する問題
センター試験第2日程の生物基礎にバスの移入による在来魚への影響を考察する問題が出ました。
「図1は、在来魚であるコイ・フナ類、モツゴ類、およびタナゴ類が生息するある沼に、肉食性(動物食性)の外来魚であるオオクチバスが移入される前と、その後の魚類の生物量(現存量)の変化を調査した結果である。この結果に関する記述として適当なものを、下の①〜⑥のうちから二つ選べ。ただし、回答の順序は問わない
② オオクチバスの移入後の生物量(現存量)の変化は、在来魚の種類によって異なった。
③ オオクチバスは、移入後に一次消費者になった。
④ オオクチバスの移入後に、魚類全体の生物量(現存量)が減少したが、在来魚の多様瀬は増加した。
⑤ オオクチバスの生物量(現存量)は、在来魚の生物量(現存量)の減少がすべて捕食によるものとしても、その減少量ほどには増えなかった。
⑥ オオクチバスの移入後、湖の生態系の栄養段階は減少した」
なかなか面白いテーマで、理科の問題であると同時に、まるでメディアリテラシーを問うているかのような問題でもあります。真面目にバスフィッシングに取り組んでるバスアングラーだったら、当然解けないといけない内容であることは言うまでもありません。これぐらいわからないと、リリース禁止だぁ〜!! 何が何でも駆除だぁ〜!! 10万を超える反対のパブリックコメントを無視して特定外来生物指定だぁ〜!! ってなっても何も言い返せませんからね。それぐらいの基礎の基礎です。バスとバスアングラーと釣り業者が嫌いな人達にも解かせてみたら、きっと正解率高いんやろなぁ〜(笑)
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