琵琶湖の天気まとめ（4月28日18時）雨が降りっぱなしのGW初日!! 明日だけ天候回復 明後日はまた雨予報

「『メイストーム』（May storm）という言葉がある。文字どおり五月のあらしであるが、ゴールデン・ウィークのころ、しばしば日本付近を低気圧が発達しながら通り、荒れ模様となる。天気図で言えば、花見のところで紹介した図８（P26参照）のようなときである。平地でも天気が荒れるが、山や湖上の風雨は、平地では想像できないほど強い。ゴールデン・ウィークに残雪とシャクナゲの比良登山や、さわやかな五月の風に順風満帆のヨットもよいが、このころは、いったん天気が崩れると、大きく荒れやすいことを肝に銘じておきたい。少なくともリーダーには、前日からテレビの気象解説を聞いたり、新聞の天気図を前日のものと比較したりするぐらいの心がけがほしい。自然の猛威には、「しごき」の精神や英雄ぶりは、何の役にも立たない」近江気象歳時記（武田栄夫著／サンブライト出版）

昨日の夕方前から本降りになった雨が今日も降りっぱなし。湖上は風が弱くて穏やかですが、アメダス大津の最高気温は15時24分に15.6度までしか上がってなくて止み間がないから釣りは寒くてたいへんでしょうね。18時0分の気温13.2度で朝の13度台を下回ってます。最低気温が記録されるのは夜になりそうです。瀬田川洗堰は毎秒120トン放水が続いて、琵琶湖の水位は夕方現在プラス18cmまで上昇。雨はまだ降り続いてるから水位はさらに上がりそうです。これがよい刺激になってくれたらいいんですが、田植え準備の代掻きが始まりかけたタイミングでの雨だから、琵琶湖に濁りが回らないか心配･･･（泣）

明日（金）は南部、北部とも「北西の風 後 南西の風 晴れ 時々 くもり 所により 昼過ぎ から 夜のはじめ頃 雨 で 雷を伴う」のちょっとややこしい予報です。彦根地方気象台発表の「突風と落雷に関する滋賀県気象情報　第1号」によると、近畿地方の上空約5500mに氷点下18度以下の寒気が流れ込む見込む一方、日本海西部の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで昼過ぎ頃から大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雷雲が発達して急な強い雨や突風、雷の恐れがあります。雨後狙いで釣りに行きたいんですけど、雷雨が早まらないかどうか明日発表の予報を要確認ですね。明後日（土）は前線を伴った低気圧が西から近付いて再び雨予報。明々後日（日）は冬型気圧配置になってくもり予報で北西の風が強まるかもしれません。3日（月祝）と4日（火祝）は天候回復しそうですが、5日（水祝）から6日（木）は再び雨予報になってます。このうち一発ぐらいは荒れるかもしれないから釣りは気を付けてくださいね!!

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