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ニュースのこっち側 小学生が8カ月飼ったヒラメを逃がすか食べるか!? 2択以外の選択肢を与えないのが教育か!?

ヒラメ(いらすとや)

小学生がクラスでヒラメを飼育、8カ月後に逃がすか食べるか全員で話し合い、多数決の結論に従って食べたという、残酷なストーリーをいい話っぽく見せかけたニュースなんですが、FNNはいったんアップしたのを削除、Yahoo!やlivedoorのリンクからもアクセスできなくなってます。TVのニュースや番組が炎上しても、少々のことでは削除までいかないから、かなりレアなケースですね。

炎上にはいろんな意見があるんですが、わかりやすく整理すると、なぜ1尾だけ飼って逃がすか食べるかの多数意見に従わないといけないのか!? という点に尽きます。各自が1尾ずつ飼って好きなようにすればいいじゃないか!! これだったら強行採決で多数意見に無理や従わせる必要はなく、子供を泣かせるようなことにはなりません。つまり、最初の問題設定が間違ってるんでよね。これを学校教育の一環と言うのは、あまりにも浅はか過ぎます。

もう一つは民主主義の多数決の問題です。多数決には少数意見の尊重が伴うという原則を忘れてるんですね。この場合は、食べるのは可哀想だから逃がそうというのが少数意見。それに対して、逃がしても生き延びることはできない、せっかく育てたんだから食べようというのが多数意見です。そこにもう一つの意見、飼い続ける、あるいは自分達のかわりに飼ってもらえる所を探すという選択肢はありません。

ここでも問題設定を間違ってて、1人でも不幸な者を出さないために自由な議論をして最良の結論を導き出すという民主主義の大原則を無視して、逃がすか殺して食べるかの○×問題にしてしまってるわけです。そこに一度飼い始めた生き物は最後まで責任を持って飼い続けることの大切さを教えようという姿勢はありません。教育上の大欠陥です。こんなものを「命の授業」と言ってはいけません。

これって小学生に2択の無理ゲーな踏み絵を押し付けて、話題にしてTVまで巻き込んで立派な教育者に見られたい、そんな絵を描いたアホ教師のクラス独裁の例じゃないかと思ってしまいます。なんで2択のトロッコ問題にせんとあかんねん。ほかにもなんぼでも解決策あるやろ!! 先生はマイケル・サンデルっぽく、教室のヒーローになりたかったんでしょうか!?

アホな人達って何でもかんでも○か×か、白か黒かで決着を着けたがるんですよね...

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